着たあとは吊るして、湿気やシワをとってから収納する
1 | 着物を脱いだらすぐに衣紋かけや、なければハンガーに掛けて1日吊るしておきます。湿気をとって、シワを伸ばすためです。ただし、あまり長く吊るしておくと布が伸びて、裾が袋状になったりしますから気をつけましょう。 |
2 | その間、衿・袖口・裾の汚れがあるようなら、ベンジンやホワイトガソリン(アウトドア用品で売ってます)などをしみ込ませた布で軽く拭いて置きます。 |
3 | シワがとれずアイロンをかける場合は、スチームアイロンを使うのは水垂れになったり、着物が縮んだりするのでさけましょう。ドライアイロンにするか、あて布を使用します。あまり押し付けたり力を入れ過ぎると、テカリの原因になるので軽くあてます。 |
4 | 綺麗にたたんで畳紙(たとう紙)に入れ収納します。ビニールは空気を通さないので避けて下さい。畳紙に包んだ着物1枚つづの間に新聞紙をはさんでおくと、湿気とりと虫除けの役目をしてくれます。新聞紙のインクが防虫に効果があるからです。時々、新聞紙をチェックして新しい物と交換しましょう。 |
虫干しの仕方
着物の虫干しは、乾燥したお天気の良いを選んでしましょう。
10月~11月に1回、2月~3月に1回と、年に2回ほどします。
※4月~9月は、かえって湿気を呼び込みますから、絶対やめましょう。
窓を少し開けて風を通した部屋に着物を吊るします。半日くらいで良いでしょう。
畳紙を開いて畳んだまま置くだけでも良いそうです。途中で1度、着物をひっくり返すといいですね。