12月6日7日2日間の催事無事終了
表千家教授者講習会を終えて
五年間にわたる教授者講習会を終えました。
1表千家講師(旧地方講師)の資格を持っているが実際に免状の取り次ぎをしていない方を、便宜上「資格者」と呼んでいます。
2資格を持ち、かつ免状の取り次ぎをしている人を「教授者」と呼んでます。但し、表千家教授(旧地方教授)と「教授者」とは違うことににご注意ください。
不審庵では、教授者の皆様に、お茶を教える立場として基本的に最も大切な勉強をしていただくために、毎年「教授者講習会」を開催しております。これは、文字どおり免状をしている先生方だけを対象とした講習会であり教授者はこの講習会に必ず出席願うことになります。
というかたちのお知らせをうけ五年間の教授者講習会を終えました。
内容
1床の間
2風炉
3炉
4水屋
5釜をかける
毎年一項目ずつならっていきます。お茶は奥深く習うことは生涯続くことになることでしょう。いま一歩進んだだけです。これからは、奥の奥を学び勉強を怠ることなく頑張っていきたいと思っています。
今年の七五三の着付け
着物豆知識
衿秀ローズカラーを使用してみました
ローズカラー
ファスナーで衿の交換が出来るファスナー加工
長襦袢の半衿と長襦袢に、ローズカラー加工という
ファスナー加工をすることで、半衿を簡単に付けたり外したりできます!
お持ちの半衿と長襦袢にも、ファスナー加工が出来ます。
新たに、長襦袢の反物や半衿をお求めいただいてからのファスナー加工も可能です。
半衿と長襦袢の両方にファスナー加工をいたします。
半衿交換が楽にできるようになって、きものがますます楽しくなります。
1つ長襦袢にファスナー加工を施しておけば、あとはお好きな半衿を何枚もファスナーで簡単に取り外して、使用できます。
良くある質問・疑問点を、以下に記載いたしましたので、ご参考下さい。
~ 質問 1 ~
昨日頂きましたきもの人通信、「簡単に衿の」というのに半襟付けが大の苦手な私は、目を奪われてましいました。
そこで質問なのですが、二部式襦袢用のローズカラーの替え衿を何点か持っているのですが、それらの替え衿は
使用可能でしょう。
★お答え・・・★
同じローズカラーでしたらファスナーが合いますからお手持ちの替え衿でお使いいただけます。
衿は共有可能です。
また、ローズカラーは、衿の後ろの部分に紐通しがついてここに紐を通していただくことで、衣紋を抜いていただけます。
~ 質問 2 ~
お仕立てをしようと思っていた反物があるので、まずはその長襦袢でお願いしたいと考えています。
長襦袢の素材はどんなものでも加工していただけるのでしょうか。
★お答え・・・★
はい、承知しました。
お手持ちの長襦袢を送っていただいて、加工が可能です。
また、素材は、よほど縫いにくいもの意外、大丈夫です。
化繊でも絹や麻でも加工できます。
~ 質問 3 ~
長襦袢の反物は、決済を済ませた後に送らせていただいたら
良いのでしょうか。
注文の流れを教えてください。
★お答え・・・★
ご注文いただく内容がお決まりでしたら、長襦袢の反物は、事前にお送りいただいても結構でございます。
また、納期は次のようになり、決済が完了してからの
加工着手になります。
加工期間は、↓のようになります。
■加工期間
長襦袢のミシン縫い長襦袢と衿加工の場合は、1ヶ月
長襦袢の手縫いと衿加工の場合は、1ヶ月半~2ヶ月
衿加工だけの場合は、2週間となっております。
その他、ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
~ 質問 4 ~
プラスチックの襟芯を差し込んで使うことは可能でしょうか?
★お答え・・・★
ローズカラーの半襟は、プラスチックの襟芯を差し込んで使うことが可能です。
差込口が標準でついておりますし、中も空洞になっていて襟芯が入るくらいの幅があります。
お好みで、A4の紙を何回かに折って、入れていらっしゃる方もいらっしゃいます。
~ 質問 5 ~
ローズカラー半襟について質問です 。
広衿とバチ衿がありますが、使い勝手(衿合わせや洗濯)上の違いを教えてください。
また長襦袢の仕立ては京都仕立て(身丈を長くおはしょりをとる)にしたいと思っていますが、料金は同じになるでしょうか?
以上、宜しくお願いいたします。
★お答え・・・★
バチ衿と広衿の違いですが、大体の方は、バチ衿でお仕立ていたします。
こちらは、中に芯(プラスチックのものや、紙のもの)を入れることも可能です。
広衿は芯が入りませんが、ご自分で衿幅を決めていただけることや、前後がマジックテープで止めることにより、
ふっくらとなり、衿がキレイに決まるという方もいらっしゃいます。
また、長襦袢の京都仕立てですが、おはしよりを長襦袢にも作る・・という仕立てでしょうか?
加工の方にも相談しましたが、ファスナー加工をするので、おはしよりがあるとファスナーがつけられないためできないということです。
~ 質問 6 ~
現在私は長襦袢の半襟としてバイヤス半襟とバイヤス襟芯を縫い付けて利用しています。
このローズカラー加工の際、プラスチックの襟芯は利用できると記載されていたのですが、バイヤス襟芯も利用できますでしょうか?
★お答え・・・★
プラスチックの衿芯は、ばち衿に使えますが、広衿には使えません。
プラスチックは抜いておいて下さい。
~ 質問 7 ~
今ついている半衿は、使えますか?
★お答え・・・★
はい、使えます。
取って加工させていただきます。
もし違う加工であればまたご相談ください。
どうぞ宜しくお願いします。
◎お客様のお声 1
受け取りが遅くなりましたが、本日、ローズカラーの長襦袢を確かに受け取りました。
きれいに仕上げていただき、また、広衿のローズカラーも使いやすそうです。
またよろしくお願いいたします。
お客様の声 2
舞踊の会に出演するのに白襟の衿の襦袢を指定され衿秀さんのファスナーつきの半襦袢があることに気づき四季彩館さんに注文しました。舞踊は、曲により着物をかえそれに応じて衿などもかえます。ファスナーですぐとりかえられるローズカラーの半襦袢でしたら楽だと思いました。襟ぐりもきれいでえりつけの面倒もなく楽にきることができました。とてもたすかりました。また、自分がもっている長襦袢もチャック式に加工してもらえるとききました。今度お願いしたいと思います。
ショップのアドレス
http://store.shopping.yahoo.co.jp/shikisaikan/b6debda8a5.html
ドクターリッチ化粧品を使用して
お友達になった方からの紹介でこの化粧品シミによいのよーて勧められ愛用しています。まだ使用初めて間もないので実感できていないのですがきのせいかシミが薄くなったようにもあります。
ドクターリッチの会社の概要です
1997年より「赤ちゃんでも使える」「食べても安心なスキンケア」を
コンセプトに無添加で天然アルプス精水を配合したスキンケアの発売を開始しました。
無添加にこだわってきましたが、それだけではご満足いただけないと感じ、
2010年より無添加で「しみ」に着目した製品開発を始めました。
2010年より発売しています「ドクターリッチホワイト」パーフェクトエッセンス
ジェルは、現在50代・60代からでも始められるしみ対策ケアとして、着実に
実績をあげてきています。
年齢関係なく、女性の「しみ」に対する悩みを深刻です。
本来、きれいになるために使用する化粧品が、逆に肌老化を早める原因となってしまっていいるケースも多々ございます。
安心で安全、そしてお肌本来の力で「しみ」をケアしていく化粧品をコンセプトに
一人でも多くの女性のお肌がよみがえる事を願い日々頑張っていますとのこと
特長
美容整形に匹敵すると話題のリボフラーレン配合
皮膚再生医学でもしようされているEGF
肌にやさしいこだわりの天然成分20種を配合
私もこれから先も使用し皆様に結果をお伝えしたいと思います。
連絡先 お電話0120-478-447
大久保信子先生 10月19日 来延されます。
日時 10月19日(日)AM10時開演
場所 カルチャープラザ ハーモニーホール
参加費 1500円(チケットは当店でも取扱いしています。)
お問い合わせ先 080-2709-5479 kimono@shikisaikan.me
日本初の着物スタイリストとして、テレビ・雑誌などで活躍する大久保信子先生の来延が決まりました。皆様も大久保信子先生にお会いしお人柄に触れ着物を着る楽しみを更に深めてみませんか。
大久保信子先生のプロフィール
大久保信子(おおくぼ・のぶこ)
着物スタイリスト、江戸着物研究家。
東京・日本橋に三代つづいた木綿問屋に生まれる。
お茶の水女子大学附属高等学校、学習院女子短期大学(現・学習院女子大学)英米文学科卒。
着付け講師を経て、着物スタイリストに。
雑誌をはじめ、舞台やテレビの衣装担当もこなす。
豊富な経験から一人ひとりの個性を引き出すセンスと技術に、多くの女優や歌手が支持している。
歌舞伎などの伝統文化にも精通し、江戸文化研究家としても知られる。
【著書】
『手ほどき七緒 大久保信子さんの着付けのヒミツ』(プレジデント社)
※監修
『伝統を知り、今様に着る 着物の事典』(池田書店)※監修
大久保信子先生監修の東レシルック洗える着物
http://www.shikisaikan-shop.me/?pid=66014130
十五夜と兎 兎の帯
うさぎ うさぎ 何見てはねる 月に昇った献身うさぎの運命は?
旧暦の8月15日の夜は「十五夜(じゅうごや)」、「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」とよばれ、月見団子にススキを飾ってお月見をする古い慣わしが残されている。
わらべうた『うさぎ』では、十五夜のお月様を見てはねるうさぎの様子が描かれている。
月とうさぎといえば、仏教説話集ジャータカ(jātaka)の一つに、『ササジャータカ』と呼ばれる有名な説話が残されている。日本における月とうさぎの結びつきはこの説話に拠るところが大きい。そのあらすじはこうだ。
仏教説話集ジャータカに綴られた献身ウサギの運命は?
むかしむかし、インドにサルとキツネとウサギが仲良く暮らしていた。ある日三匹は、やつれて倒れている老人に出逢った。三匹は老人を助けようと考え、サルは得意の木登りで木の実や果物を集め、キツネは素早い駆け足で川から魚を獲り、老人の所へ運んできた。
ところがウサギだけは、どんなに苦労しても何も採ってくることができなかった。何とか老人を助けたいと考えたウサギは、サルとキツネに火を焚いてもらうと、「わたしは何も持ってくることができません。せめて私の肉を召し上がってください。」と言い残し、火の中へ飛び込んだ。
倒れていた老人は、実は帝釈天であった。ウサギの捨て身の慈悲行に感心した帝釈天は、ウサギを月へと昇らせ、永遠にその姿をとどめさせた。月に見えるウサギの姿の周囲に煙状の影が見えるのは、ウサギが自らの身を焼いた際の煙だという。
さて、お客様と兎柄の話になりました。
「ウサギは後ろに返らず前に進むから縁起が良いって言いますよね。」
そう言えばウサギは後ずさりせず前にしか進まないって言われています。
縁起の良いモチーフとして着物や帯、小物にも良く使われているのですね。
調べてみれば出てくる出てくる・・・。
○うさぎは前脚が短く、後脚が長くて、坂を登るのが、速い事から、物事がトントン拍子に早くすすむ
○長い耳は福を集めるといわれています
○跳びはねる姿から積極的な行動力・飛躍を表します
○昔から月の使いと言われ、「ツキを呼ぶ」縁起の良い動物と信じられています。
○「免れる」という字も兔から生まれ悪運や厄から免れる力があるとされています。
○見た目にも愛らしく人なつっこさが、人間関係を円滑にするとされています。
○古くから東洋では「春」の象徴とされ、優しくおだやかな姿は、家内安泰と平和を意味すると言われています。
○うさぎは古来より、子孫繁栄の象徴としても重んじられています。
まだまだ探せば出て来そうでしたがこれくらいで。
そんなこんなでウサギ柄のは老若男女、皆に愛されてるようです♪
兎柄の帯http://www.shikisaikan-shop.me/?pid=67099684
えんぎもの ぷっくり金魚
ほっぺたをぷっくりふくらませて、時折、口から泡をぷかり、大きなおなかを左右を振るのにあわせて、ひれがゆらゆら揺れている。金魚ってみていて飽きないなぁ。縁日の金魚すくい、庭先の水がめの、ホテイアオイの下に見え隠れする影、窓辺の水槽の中の愛らしい姿。夏。金魚のいる風景は、なんて平和なんだろう。
中国からもたらされ、長らく大名や豪商の観賞用だった金魚は、江戸中期になって庶民の間でもブームとなった長屋の軒下を金魚売りの売り声が流れていくのは夏の風物詩となった。いまではごく身辺な愛玩動物だが、もともと贅沢品だった
中国語で金魚は金余【金があまるほど】と発音が同じで、家の玄関入口などで金魚を飼うと千客万来になるとされてきた。赤い金魚は金運をもたらす縁起ものとして黒い金魚は陰の気を吸収する(厄除け) 【魔除け】として珍重されてきた歴史がある。
翻って日本。我が国でも金魚は縁起もの。ただ、もともと日本では、赤い色そのものに意味があった。「赤」は災厄を払う色。たとえば女性の紅絹裏。たとえば還暦の赤いちゃんちゃんこ。金魚もその意味合いで珍重された節がある。赤は、風水などにおいても勝負運や仕事運、健康運をなどを上げるえんぎもの。そこから金運を招く、という意味付けがされるのは、かなり後年になってからのようです。