今回は栗山工房さんの工房にお邪魔させていただき染物の工程を見せて頂きました。また、竺仙さんの受注会更に男物の小物までみてきました。新しい商品を皆様におみせできることでしょう。
新しい商品でお洒落な岡重の襦袢反物をショップにて販売致します。
今年の干支は未でした。毎年博多帯にて干支の帯が発売されます。お得意様からはご自分の干支の帯がほしいと2年ほど前から予約済みです。来年干支の申の帯です。どんなデザインの帯が発売されるか楽しみにしています。ちなみに今年の帯をご紹介します。
2015年の干支「未」を博多の伝統柄である献上柄に織り込んだ帯を創りました。特に自分の干支を身に付けると厄除けになると云われています。
【デザイン1】
独鈷柄の中には、可愛らしい羊のモチーフ、華皿の中には幸せを運ぶクローバーと、「羊」+「大」=「美しい」の文字を古代の語源になぞらえ、あしらいました。
■羊
■美しい
■クローバー
【デザイン2】
独鈷柄の中には、キリム織の羊の紋様を用いました。(キリム=トルコ語で平織)華皿の中には羊にちなんで羊雲を図案化しています。
■キリムの羊
■羊雲
どちらのデザインもたれの右下には、「未」の向かい干支である「丑」を。守り干支とも云われ、古来より身に付けると幸運が訪れる、出世すると云われています。
松葉仕立てとはどんなしたてかたですかというお客様の質問がありました。
太った方ややせたかたにより仕立て方をの工夫をお伝えしています。
名古屋仕立て
一般的な仕立て方で、胴に巻く所から手先まで半分に折って仕立てられています。 |
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松葉仕立て
手先だけを半分に折って仕立てられています。 |
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おそめ仕立て
袋帯と同じ形で、たれから手先まで半分に折らずお太鼓の幅で仕立てられています。長さは袋帯より短、通常の名古屋帯の長さです。またの名を袋名古屋帯ともいいます。 |
普通の体系の方は名古屋仕立てでもよいのですが。太った方は幅をかえたりして松葉仕立てやおそめ仕立てをすすめたりします。また、名古屋仕立てでも背の高い方には、幅を半分におってしたてると少しバランスが悪いので2分ほどだして仕立てる方法をお勧めします。
帯や着物を仕立てる時には呉服屋さんなどに十分相談し自分にあった寸法の帯着物を作られるとよいと思います。